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分卷阅读10

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また突き入れられて。

    「くッ…!!くう…ッ!!くう、ううううッッ!!」

    人间よりも长く、逞しい魔族の人差し指が穴の戸口をこするようにして抚で上げると、与えられる刺激を快感としてしか认识しなくなった肛门口が従顺にこうべを下げて缓い戸口を开放する。

    粘液に濡れて细かくヒクつく穴の戸口を、冷たい指の腹が缓く抚でた、と思った瞬间、自ら口を开いた穴の中には鋭い强さで魔族の二本の太指が、根元の际まで挿入される。

    「ん……ッ…はああああ……ッッ!!!」

    悦びに痉挛する肛门に、容赦もなく节くれだった逞しい指を挿入されて、ディルトは鸣いた。

    魔族の告げた通り、首轮に刻まれた纹様の果なのか、それとも长きに渡る调教の成果なのかはわからなかったが、もう、そんな事を深く追求する余裕もないほどに、ディルトの身体は、思考回路は、热く热され、寸断される直前にまで追い込まれている――。

    「くくくくッ!!どうした勇者サマ…!!仲间の事よりケツの穴の方が大切かァ?」

    「ッ!!ん、あ…ッ!!あああ…ッッ!!」

    いやらしく口元を歪める魔族に问いかけられても、応える事などできなかった。

    「へへへへッ!!ったくだらしねェ発情勇者サマだぜ!!ちょっと前まで仲间の事が何より大切、みてェな事言ってたクセに、盖を开けてみりゃあコレだもんなァ…!!ほォら、どうした!!ケツの穴がピクピクしながら俺の指に络んでんぞォ!?仲间はイイのか!?仲间はよォ!!大事な大事な仲间なんだろォ?!」

    「ッく…!!くううう……ッッ!!!!」

    挿し込まれ、かき回され、その次には弱点へと堕落させられた柔らかな内壁を、狙い澄ましてすり上げられて、ディルトは脳髄がとろけそうな快感の中でもがき続けた。

    自身の肛门の口から、湿った音が漏れるたび、ディルトの冷えはじめていた意识は、再び深い淫暗の中へと饮み込まれていく。

    両手をついた床の上に、ぽっかりと大きな穴が口を开いて、それが身体を饮み込んで――。

    「ッ……!!あ…あああ……ッ!!」

    魔族の男が巧みに动かす指技によって、一瞬ごとに力强い快楽を肛门口とじくじくと疼く前立腺とに与えられながら、ディルトは奈落へ繋がるその穴に、真っ逆さまに滑落していった。

    「くくくくッ!!イ~イ声だなァ!勇者サマ!!そうだよ、お前ェはそうやって……みっともねェ声上げながらずっとヨガり鸣いてりゃあいいんだよ!!仲间の事とか、国の事とか、余计な事は考えないでよ……!!」

    「ッふ…!ふう……ッ!!ううう、う…ッ!!」

    「よーしよし!そうやって素直にケツ振ってヨガり鸣いてるなら……俺たちも何も手荒な事ァしねェからよォ!!お前ェだって、その方が嬉しいだろォ?なァ、勇者サマ!!ホントはもう、仲间とかなんだとかくだらねえ事は全部忘れて……ケツの穴とチンポの事だけ考えて、狂ったみてェに気持ちイイ事してェんじゃあねえのかァ?!おおーら!ケツの穴は素直だなァ!!入れる指三本に増やしたら、もう奥までかき回して欲しくて穴の口がパクパクだァ!!おおし、そんじゃ……!!可爱くおねだりする発情ケツ穴に免じて……思いっきり奥の奥までズボズボかき混ぜてやっからなァ!!」

    「ッッッ!!!!!!」

    卑猥な言叶と嘲笑と、そして无远虑で不躾な视线を投げつけられて、ディルトの身体は燃え上がる。

    三本に増やされた魔族の指先が、戸口间际の浅い肉壁を辿りながら、素早い律动を缲り返すと、数度目には一际深いひと挿しが、调教されきった前立腺に袭い挂かる。

    「ッく…あああ…!!」

    逞しい骨格を持った肢体に见合いの、长く立派な三本の指で、余す事なく弱所となった前立腺を叩かれて、ディルトは弱々しくも甲高い悲鸣を吐き出すと、そのまま突っ伏すように床の上で身を震わせた。

    一度、二度、三度、四度――。

    魔族の指が肛门の中を往复するたび、ディルトの身体は恍惚感を受け止める。

    ただ同じような刺激を缲り返されているだけのはずなのに――どうして……!!

    思って眉根を寄せて睑を伏せると、圧倒的な快楽と恍惚を持て余した肉体は、无自覚のうちに股间の淫干を激しく上下に跳ねさせながら、その先端から生臭い垂涎の唾液を滴らせた。

    まるですすり泣くような身体の反射に、ディルトが耻を忍んでぶるり、と首筋を震わせると、头上の魔族がその仅かな挙动に気付いて片侧の頬を吊り上げる。


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